ストロベリーナイト

本を読んだ感想

誉田哲也による警察小説。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子と個性溢れるその部下たちが、凶悪な難事件に挑む姫川玲子シリーズの第1作です。竹内結子主演でドラマ化もされていましたので、そちらの印象が強い方も多いのではないでしょうか。原作では人物像・人間関係がより丁寧に描かれているので、おススメです。
ただ、残忍な事件を描いており、グロテスクな描写も多く含まれているため、そういったものが苦手な方は注意が必要かと思います。
溜池の近くにビニールシートに包まれ放置された男の死体が発見されたことから物語は始まる。捜査一課の警部補、姫川玲子は部下達と共に事件の謎を追うが、次から次へと死体は見つかり、謎の言葉「ストロベリーナイト」が捜査線上に浮上する。
基本的に事件を追う玲子の視点から話は展開されるが、所々で犯人の生い立ちが語られることで、犯人が誰なのか気になってしょうがなくなり、読む手が止まらなかったです。そして、読了後の満足感もかなり大きかったです。
各部下のキャラ設定もとてもよく作品に彩りを添えている。関西弁でちゃらそうだけど時に的確なフォローをいれる井岡、一匹狼で嫌な奴に見えてるガンテツら、個性派揃いで面白い。

本の説明

著者:誉田 哲也
定価:667円+税
ページ数:367ページ
発売年:2009年

本の情報

出品者 takahashi
出品日 2023年1月15日
カテゴリー 文芸 / 小説
本の状態 やや傷や汚れあり
配送料の負担 送料込み(出品者負担)
配送の方法 クリックポスト
配送元の地域 東京都
配送までの日数 2~3日で発送
価格 ¥300