図書館戦争 図書館戦争シリーズ①

本を読んだ感想

有川浩の小説。図書館戦争シリーズの第一弾。映画、漫画、ドラマといった各メディアで映像化された超人気シリーズです。
舞台は2019年の架空の日本。メディア良化法という法律が定められ、書籍や雑誌がメディア良化委員会によって公序良俗を乱すと判断された場合には本屋から検閲される世界。メディア良化委員会の過剰な検閲に対抗し、本の自由を守るべく、図書館は図書隊という武装組織を発足する。
メディア良化委員会と図書隊との抗争が激しくなる中、とある少女・笠原郁は一人の図書隊員に憧れて、図書隊に入隊する。というお話。
物語は、郁を中心に据え、図書の検閲を巡っての良化委員会と図書館隊の抗争と、郁の恋愛を描いております。色んな事件が起こるのですが、そのどれもが面白い。次は何が起こるのか気になって本を読む手が止まらなかったです。
また、登場人物、一人一人の人物描写がとても丁寧に描かれているのが印象的です。それぞれが個性的で特徴のあるキャラクター付けがされているので、とても魅力的です。そして、その登場人物が織りなす台詞回しが面白い。著者のユーモアセンスに脱帽です。読んでいて思わずクスっと笑ってしまいます。ぜひ読んでみて下さい。

本の説明

著者:有川 浩
定価:667円+税
ページ数:398ページ
発売年:2011年

本の情報

出品者 takahashi
出品日 2023年2月8日
カテゴリー 文芸 / 小説
本の状態 目立った傷や汚れなし
配送料の負担 送料込み(出品者負担)
配送の方法 クリックポスト
配送元の地域 東京都
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価格 ¥300